用語集

RSレーティングを活用するために役立つ株式投資の基本用語

レラティブストレングス(相対的強さ)Relative Strength
ある銘柄の株価パフォーマンスを市場全体や他の銘柄と比較し、 相対的にどれだけ強い(または弱い)かを表す考え方です。 個別銘柄だけを見るのではなく「市場の中での位置づけ」を測る点が特徴で、 全銘柄を横断して計算する必要があります。JRS Ratingの土台となる概念です。
RSレーティング / RSスコア
レラティブストレングスを1〜99の数値に落とし込んだ指標です。 スコアが高いほど市場全体の中で相対的に強い値動きを示します。 例えばRS80は、市場のおよそ80%の銘柄より良いパフォーマンスを記録していることを意味します。 読み方の詳細は「RSレーティングとは?」で解説しています。
モメンタムMomentum
株価が持つ「勢い」や「方向性の継続性」を指す言葉です。 「強い銘柄はさらに強くなりやすく、弱い銘柄はさらに弱くなりやすい」という傾向を モメンタム効果と呼びます。RSレーティングは、このモメンタムを 相対順位という形で定量的に捉えようとする指標です。
パーセンタイル順位
全体をパフォーマンス順に並べたとき、上位から何%の位置にあるかを表す順位付けの方法です。 JRS Ratingでは全対象銘柄のパフォーマンスをパーセンタイルで並べ、 1〜99のスコアに変換しています。絶対的な株価変化率ではなく 「相対的な順位」でスコア化するため、相場全体の地合いに左右されにくいのが利点です。
セクター業種
事業内容が近い企業をまとめた分類のことです(例: 電気機器、銀行、医薬品など)。 個別銘柄だけでなくセクター単位でRSを見ることで、 いま資金がどの業種に向かっているか、市場全体のテーマの移り変わりを把握できます。
セクターローテーション
景気サイクルや市場心理の変化に応じて、投資資金が強いセクターから 次のセクターへと循環的に移動していく現象です。 各セクターのRSと、その方向性(改善/悪化)を組み合わせて可視化すると、 資金の流れの移り変わりが読み取りやすくなります。詳しくは「セクターローテーション・マップの見方」をご覧ください。
4象限マップ(ローテーションマップ)
横軸に相対的な強さ、縦軸にその強さの変化の方向(勢い)をとり、 各セクターを4つの象限に配置して資金の循環を示す図です。 「強くなりつつある」「強いがピークアウト気味」「弱いが底打ちしつつある」といった 局面を視覚的に判断できます。JRS Ratingのセクター別ページで確認できます。
スクリーニングScreening
多数の銘柄の中から、一定の条件に合うものを絞り込む作業のことです。 RSレーティングを使えば「RS80以上」といった条件で相対的に強い銘柄を抽出し、 そこに出来高や業績などの条件を重ねて候補を絞り込めます。手順は「スクリーニングの方法」で紹介しています。
成長株グロース株
売上や利益が市場平均を上回るペースで伸びている(または期待されている)企業の株式です。 株価の上昇力が強い局面ではRSレーティングが高くなりやすく、 成長株を探す出発点としてRSがよく用いられます。
出来高できだか
一定期間に売買が成立した株数のことです。 株価の動きに出来高の増加が伴っているかどうかは、その値動きの信頼性を測る手がかりになります。 RSが高い銘柄でも、出来高が極端に薄い場合は値動きが不安定になりやすい点に注意が必要です。
遅行指標ちこうしひょう
過去のデータをもとに算出されるため、変化が起きた「後」に反応する指標のことです。 RSレーティングは過去の株価に基づく遅行指標であり、 将来の上昇を保証するものではありません。急落の初期にはRSがまだ高いまま残ることもあります。
ベンチマーク
パフォーマンスを比較する際の基準となる指数のことです。 日本株ではTOPIXや日経平均株価が代表的なベンチマークとして使われます。 相対的な強さを考えるうえで、市場全体(ベンチマーク)の動きを把握しておくことは重要です。

用語の使い方をさらに詳しく知りたい方は、解説記事一覧もあわせてご覧ください。