実践テクニック

RSレーティングを使った成長株スクリーニングの方法

RS80以上を起点に、有望銘柄を絞り込む実践手法

スクリーニングの基本: RS80ルール

成長株投資の基本的なアプローチとして、買い候補の条件にRSレーティング80以上を設定する方法があります。 これは市場の上位20%に入る株価パフォーマンスを持つ銘柄のみに注目するということです。

JRS Ratingのランキングページでは、 RSスコア順に並んだ銘柄を確認できます。まずはRS80以上の銘柄リストをチェックするところから始めましょう。

ステップ1: RSの「変化」に注目する

RSスコアの絶対値だけでなく、スコアの変化(モメンタムの加速)も重要な情報です。 特に注目すべきは以下のパターンです。

  • 急上昇パターン: RS50台 → RS80台へ数週間で急上昇。 株価の加速を示し、機関投資家の買い集めが始まっている可能性があります。 JRS Ratingのランキングページ上部にある「週間急上昇」セクションで確認できます。
  • 高値圏維持パターン: RS85以上を4週間以上キープ。 一時的な材料ではなく、持続的な強さを持つ銘柄です。 個別銘柄ページの週次推移テーブルで確認できます。
  • 警戒パターン: RS90台 → RS70台へ急落。 大口の売りが始まっている可能性。保有銘柄の場合は利益確定を検討すべきシグナルです。

ステップ2: セクターの強さと合わせて判断する

個別銘柄のRSが高くても、そのセクター全体が弱い場合はリスクがあります。 理想的なのは、強いセクターの中で最も強い銘柄です。

JRS Ratingのセクター別ページで、 東証33業種の平均RSスコアランキングを確認できます。 平均RSが高いセクター(上位5〜10セクター)に属する銘柄を優先的にチェックしましょう。

実践例: セクター × 個別RSのスクリーニング

  1. セクター別ページで平均RS上位5セクターを確認
  2. 各セクター名をクリックしてランキングページをフィルタ
  3. フィルタ結果からRS85以上の銘柄をピックアップ
  4. 個別銘柄ページで過去52週の推移を確認し、上昇トレンドが持続しているかチェック

ステップ3: RSと組み合わせるべき指標

RSレーティングは株価の動きだけを見ています。実際の投資判断では、以下の要素も確認することが重要です。

確認項目見るポイント確認方法
業績(EPS成長率)直近四半期のEPSが前年同期比+25%以上決算短信・四季報
売上成長率直近四半期の売上が前年同期比+20%以上決算短信・四季報
出来高上昇日の出来高が平均の1.5倍以上(機関投資家の買い)証券会社チャート
チャートパターンベース形成後のブレイクアウトなどの好形状証券会社チャート
市場環境日経平均・TOPIXが上昇トレンドにあること指数チャート

ステップ4: ウォッチリストの管理

スクリーニングで見つけた銘柄をすぐに買うのではなく、ウォッチリストに入れて経過観察することが重要です。

  • 週次でRSスコアの推移をチェック — JRS Ratingの個別銘柄ページでRS推移グラフを確認。 スコアが安定して高水準を維持しているか、上昇傾向にあるかを見ます。
  • 決算発表日を把握 — 好決算発表は株価上昇の起爆剤になります。 RS上位銘柄の決算発表日をカレンダーに登録しておきましょう。
  • エントリーポイントを待つ — RS上位であっても、チャート的に適切な買いポイント (ブレイクアウト地点やプルバック)を待つことが、リスク管理上重要です。

よくある失敗パターン

  • RSだけで判断する — RSが高くても業績が伴わなければ、仕手株や材料出尽くしのリスクがあります。 必ず業績成長を確認しましょう。
  • 弱い銘柄のナンピン買い — RS30以下の銘柄を「割安だ」と思って買い増すのは危険です。 RSが低い銘柄は何らかの理由で売られており、さらなる下落の可能性があります。
  • 弱気相場で強気に買う — 市場全体が下降トレンドの時は、RS上位銘柄も下落します。 強気相場でこそRSスクリーニングは真価を発揮します。

まとめ

RSレーティングを使ったスクリーニングは、(1)RS80以上の銘柄に絞り込み、(2)セクターの強さを確認し、 (3)業績・出来高・チャートで裏付けを取り、(4)適切なタイミングでエントリーするという流れです。 JRS Ratingのランキングセクター別・ 個別銘柄ページを活用して、効率的な銘柄発掘に役立ててください。

※ 当サービスのRSレーティングは独自の計算手法に基づくものであり、特定の第三者サービスとは無関係です。